SwitchBot(スイッチボット)スマートロックは、外出先から遠隔操作ができます。
遠隔操作できれば、鍵を持ってないお子さんが帰宅しても、外出先から開けてあげられますよね。
そこで、SwitchBotスマートロックを「遠隔操作するにはどう設定すれば良いのか?」、「遠隔操作には何が必要なのか?」気になるところですよね。
- クラウドサービス設定すれば遠隔操作できる。
- 遠隔操作にはWi-Fiとハブ2(ハブミニ)が必要。
- 遠隔操作するための設定は簡単にできる。

SwitchBotスマートロックは2種類ありますが、どちらの機種も遠隔操作ができます。
スマートロックの遠隔操作には、Wi-FiでSwitchBotハブ2(ハブミニ)と連携させる必要があります。
ハブ2(ハブミニ)は、リモコン機能以外にも、SwitchBot製品を連携して使える機能があります。
遠隔操作の設定は、SwitchBotアプリの指示通り進めれば簡単にできるようになっています。
SwitchBotスマートロックの遠隔操作に必要なもの


SwitchBot(スイッチボット)スマートロックの遠隔操作に必要なものを解説していきましょう。
Wi-Fi(ワイファイ)環境
SwitchBotスマートロックを遠隔操作するには、おうちにWi-Fi環境がないとできません。





おうちに固定インターネット回線があって、Wi-Fiルーターを設置してあれば大丈夫です。
おうちにスマホ以外のインターネット環境があれば、SwitchBotスマートロックを遠隔操作できます。
SwitchBotスマートロック
SwitchBotスマートロックには、「スマートロック」と「スマートロックPro」の2種類あります。


うちの玄関ドアは、少し特殊な形をしてるので、アタッチメントが無段階可変構造のロックProを選びました。
また、電池が一般的な単3電池でしたし、旧モデルよりもバッテリーの持ちも長くなっています。



さらに、ドアに貼り付ける3M粘着テープの粘着効果が2倍です。
以前まで、SwitchBotじゃないスマートロックを使ってたんですが、すぐに取れちゃってたんです。
SwitchBotスマートロックProの粘着力は、本当にすごくて安定感抜群です!
SwitchBotハブ2(ハブミニ)
SwitchBotスマートロックの遠隔操作には、SwitchBotハブ2(ハブミニ)が必要です。





SwitchBotハブ2とハブミニ、どっちかひとつあれば大丈夫です。
ハブ2は、ハブミニの後継機で、画面に温湿度の表示やスマートボタンがついています。
スマートボタンを設定すると、電源オンオフしたい家電を一括で操作できるようになります。


SwitchBotスマートロックの遠隔操作に必要な設定


SwitchBot(スイッチボット)スマートロックの遠隔操作に必要な設定を解説していきましょう。
SwitchBotアプリを初期設定する
SwitchBot製品を使うには、スマホにSwitchBotアプリをインストールします。
SwitchBotアプリのインストール
SwitchBotアプリをインストールします。
SwitchBotアプリは、上記よりApp StoreやGooglePlayでダウンロードできます。
SwitchBotアプリへの権限許可
最初にSwitchBotアプリを起動すると、下記のようにアプリ権限許可を求める画面が表示されます。


Bluetooth・位置情報・通知に関して、SwitchBotアプリに権限を与える必要があります。



Bluetooth・位置情報・通知、すべて許可しておけば大丈夫ですし、後からでも変更できます。
「許可へ」をタップすると、各権限を許可するかの選択画面が表示されます。


SwitchBot製品を操作するには、SwitchBotアプリにログインしないといけません。



SwitchBotの無料アカウントを作成していきます。
SwitchBotアプリのアカウント作成
SwitchBotアプリホーム画面の下にあるログイン部分をタップします。


SwitchBotのアカウントをお持ちでなければ、赤文字の作成ボタンをタップします。



外部アカウント(Googleアカウントなど)でも、SwitchBotアプリにログインできます。
外部アカウントは、Apple ID・Googleアカウント・Amazonアカウントを使えば、すぐにログインできます。


SwitchBotハブ2(ハブミニ)を設定する
SwitchBotアプリにログインができたら、ハブ2(ハブミニ)を初期設定していきます。
SwitchBoハブ2をアプリに追加する
SwitchBotアプリを起動し、「デバイスを追加」をタップしてハブ2を追加します。


SwitchBotアプリのデバイス追加画面で、ゲートウェイにある「ハブ2」をタップします。



ハブ2の準備ができていると、1番上に検出されたデバイスが表示されるので、探さずに選択できます。


次に、SwitchBotハブ2本体の「off」と「on」のボタンを同時に2秒以上押し続けます。


SwitchBotハブ2の左上にある小さなランプが高速点滅すれば、接続(ペアリング)ができる状態になります。





ハブ2の追加画面には、操作説明が表示されるので、手順通り操作すれば大丈夫です。
SwitchBotハブ2の表示ランプが高速点滅したら、「次へ」ボタンをタップします。
ハブ2をWi-Fi(2.4GHz)環境に接続する
次に、SwitchBotハブ2をおうちのWi-Fi環境に接続します。


おうちのWi-Fiルーターを選択し、パスワードを入力して接続します。
SwitchBotハブ2の初期設定完了
おうちのWi-Fiルーターと設定ができれば、下記のようにハブ2の追加画面が表示されます。


SwitchBotハブ2の名称を変更したり、設置するルームを選択して「保存」ボタンをタップします。


SwitchBotハブ2の追加が完了すると、上記のように成功という画面が表示されるので、「OK」をタップします。
これで、SwitchBotハブ2の初期設定が完了です。


SwitchBotスマートロックを設定する
次に、SwitchBotスマートロックを設定していきます。



ここでは、ロックProの設定で解説しますが、基本的な設定方法はほとんど変わりません。
アプリのメニューからデバイスを追加する
まず最初に、SwitchBotアプリを起動してホーム画面を開きます。


ホーム画面を開いたら、右上にある「+」をタップしてメニュー画面を表示します。
メニューの一番上に表示される「デバイスの追加」を選択します。


デバイスの追加画面が表示されたら、1番上のところに「ロックPro」が表示されます。



スマートロックProは、絶縁シートを抜くだけで電源が入るので、アプリが自動認識してくれます。
SwitchBotアプリでスマートロックProが認識されてたら、ロックProをタップします。


ロックProをタップすると、SwitchBotアプリがデバイスに接続する処理を行います。



少し時間がかかりますが、上の画面の状態のまま接続できるまで待ちましょう。
ロックProに接続ができたら、ファームウェアのアップデート画面が表示されます。


「アップデートへ」をタップして、ファームウェアをアップデートします。


SwitchBotアプリにロックProが登録できたら、名称とルームを設定して「次へ」をタップします。
クラウドサービスは設定を設定する
アプリへの登録が終わると、スマートロックのクラウドサービス設定画面が表示されます。





「クラウドサービスを有効にする」をタップします。
クラウドサービスを有効にすると、最初に設定したハブ2と連携ができるようになります。
「後でする」を選択すると、スマートロックを遠隔操作できませんが、近くで開閉操作はできます。


スマートロックと磁石をそれぞれドアに設置する
クラウドサービスの設定が終わると、実際にロックProをドアに取り付ける画面が表示されます。





SwitchBotスマートロックProがドアに設置されてるかどうかの確認画面が表示されます。
この時点でまだ設置していなかったので、早速スマートロックProを取り付けていきます。


SwitchBotスマートロックProを3Mテープでドアに取り付けます。



3Mテープは強力で、1度貼り付けちゃうとはがすのが大変なので、位置がズレないように注意しましょう。
スマートロックProの設置ができたら、SwitchBotアプリの「設置済み」ボタンをタップします。
スマートロックとアプリを連携させる
最後に、スマートロックProを実際に操作できるよう解錠・施錠位置を設定をします。


まず、ドアを閉めてスマートロックProのサムターンを回して施錠して「次へ」をタップします。


次に、ドアを閉めた状態でスマートロックProのサムターンを解錠して「次へ」をタップします。





そして、ドアを開けてスマートロックProのサムターンを施錠します。
施錠できたらドアとドア枠の間に約10cmの間隔を保った状態で、ドアを閉めて「次へ」をタップします。


ドアを少し開けたままの状態にしておいて、「解錠テスト」ボタンをタップします。



すると、スマートロックProのサムターンが自動で解錠されます。


ドアロックが解錠されていたら、ドアを閉めて「施錠テスト」ボタンをタップします。



さっきと同じように、スマートロックProのサムターンが自動で施錠されます。


「解錠・施錠位置の記録が完了しました」というメッセージが表示されれば、正しい設定ができています。
「完了」ボタンをタップして終了です!


スマートロックを遠隔操作できるか確認する
スマートロックProの設定ができたので、実際に遠隔操作できるか確認します。


SwitchBotアプリを起動して、先ほど設定したロックProをタップします。


ロックProをタップすると、現在のスマートロックProの状態が表示されます。



現在は施錠済みなので、真ん中にある鍵の丸いボタンをタップして解錠します。


SwitchBotアプリのロックPro画面で、鍵が解錠された状態になります。
実際に設置してあるスマートロックを確認し、アプリと同じように解錠されていれば大丈夫です。


SwitchBotスマートロックを遠隔操作する際の注意点


SwitchBot(スイッチボット)スマートロックを遠隔操作する際の注意点を解説していきましょう。
クラウドサービスがオフだと遠隔操作できない
SwitchBotスマートロックのクラウドサービスがオフの状態だと、遠隔操作ができません。



クラウドサービスは、SwitchBot製品であるハブ2やハブミニと連携して操作するための機能です。
遠隔操作できる環境があっても、クラウドサービスをオンにしないとできないので注意しましょう。
遠隔操作にはWi-Fiとハブ2(ハブミニ)どちらも必要
SwitchBotスマートロックの遠隔操作には、Wi-Fiとハブ2(ハブミニ)どちらも必要です。
どちらか一方でもないと、スマートロックを遠隔操作できません。
スマートロック自体は、Wi-Fiやハブ2(ハブミニ)がなくても、単体で使うことができます。



スマートロックの通信方式は、Bluetooth接続なので、ドアの付近であれば開け閉めができます。
なので、外出先から遠隔操作するには、必ずWi-Fi環境とハブ2(ハブミニ)が必要です。


まとめ(SwitchBotスマートロックの遠隔操作のやり方)
SwitchBot(スイッチボット)スマートロックは、遠隔操作で使えます。
- 遠隔操作にはWi-Fiとハブ2(ハブミニ)の2つが必要。
- 遠隔操作するにはクラウドサービスをオンに設定する。



SwitchBotスマートロックとロックProは、どちらのモデルも遠隔操作できます。
遠隔操作するには、おうちにWi-Fi環境(固定インターネット回線)と、SwitchBotハブ2(ハブミニ)が必要です。
スマートロックやロックProは、Bluetooth接続できるので、Wi-Fiやハブがなくても単体で使えます。
ただ、鍵を持たせていないお子さんなどがいる場合、遠隔操作できる方が安心ですよね。
小学校低学年くらいだと、鍵を持たせてなくしてしまう方がリスクが高いですし。
なので、SwitchBotスマートロックを使って、安心で快適なスマート生活を始めてみましょう!